JLPT N5 必修単語:まず覚えたい224語

JLPT N5 は日本語能力試験のいちばんやさしい級です。合格に何千もの語は要りません — 必要なのは「適切な」語です。以下は分野別にまとめた JLPT N5 必修語彙のスターターセット100語、続いて同じ分野をさらに先まで広げる参照表 — 合わせて重複のない224語 — そして、それを Mirai Voca で効率よく身につけるこつです。

1. あいさつと基本表現(10語)

こんにちは(昼のあいさつ)、おはよう(朝のあいさつ)、こんばんは(夜のあいさつ)、さようなら(別れのあいさつ)、ありがとう(感謝)、すみません(軽い謝罪・呼びかけ)、はい(肯定)、いいえ(否定)、おねがいします(依頼)、ごめんなさい(謝罪)

2. 人と家族(10語)

わたし(自分をさす語)、あなた(相手をさす語)、ともだち(親しくつきあう相手)、せんせい(教える人)、がくせい(学校で学ぶ人)、おとうさん(父)、おかあさん(母)、あに(年上の男のきょうだい)、あね(年上の女のきょうだい)、かぞく(同じ家の人たち)

3. 数と時間(15語)

いち(1)、に(2)、さん(3)、よん(4)、ご(5)、ろく(6)、なな(7)、はち(8)、きゅう(9)、じゅう(10)、きょう(この日)、あした(次の日)、きのう(前の日)、じかん(時の長さ)、ふん(時間の単位)

4. 日常の動詞(15語)

いく(移動する)、くる(こちらへ近づく)、たべる(食事をとる)、のむ(飲料をとる)、みる(目で見る)、きく(耳で聞く)、はなす(言葉を口にする)、よむ(文字を読む)、かく(文字を書く)、する(行う)、ある(存在する[物])、いる(存在する[人])、かう(代金を払って得る)、わかる(理解する)、おぼえる(記憶する)

5. よく使う形容詞(10語)

おおきい(サイズが大きい)、ちいさい(サイズが小さい)、あたらしい(新しい)、ふるい(古びている)、たかい(高さがある・値段が高い)、やすい(値段が低い)、おいしい(味がよい)、おもしろい(興味を引く)、いい(よい)、わるい(よくない)

6. 場所と方向(10語)

がっこう(学ぶ所)、いえ(住まい)、えき(電車の乗り場)、みせ(品物を売る所)、びょういん(診てもらう所)、みち(通る所)、ひだり(左側)、みぎ(右側)、まえ(正面・前方)、うしろ(背面・後方)

7. 食べ物と身の回りの物(15語)

みず(つめたい飲み水)、おちゃ(茶の飲み物)、ごはん(炊いた米・食事)、パン(小麦の主食)、にく(食用の肉)、さかな(食材としての魚)、やさい(食用の草木)、くだもの(木になる甘い実)、ほん(書物)、えんぴつ(木の筆記具)、かばん(荷物を入れる物)、でんわ(通話の道具)、くるま(自動車)、でんしゃ(鉄道の車両)、とけい(時刻を示す道具)

8. 疑問詞とつなぎの語(15語)

なに(物事をたずねる)、だれ(人をたずねる)、どこ(場所をたずねる)、いつ(時をたずねる)、なぜ/どうして(理由をたずねる)、いくら(値段をたずねる)、いくつ(数をたずねる)、どう(方法・様子をたずねる)、これ(自分に近い物)、それ(相手に近い物)、あれ(どちらからも遠い物)、ここ(自分に近い場所)、そこ(相手に近い場所)、あそこ(遠い場所)、そして(順接のつなぎ)

9. 参照表:分野別にさらに124語

上の八つのリストはスターターセットです — これなしでは文がそもそも組み立てられない語ばかりです。続く表は同じ分野をかなり先まで広げてスターターセットにない124語を加え、かなだけのリストが落としている二つの列を補います。試験で実際に目にする漢字と、その読みです。N5 は漢字を書く力までは求めませんが、語彙と読解の問題は語を漢字で印刷して出してきます。電車 を でんしゃ と認識できることは、あってもなくてもよい付録ではなく、れっきとした試験の実力です。

漢字の列の「—」は、母語話者でもふつうはかなで書く語という意味です。かばん、いす、ある はいずれも漢字表記を持ちますが、ふだんの文章ではほとんど使われず、この段階でその珍しい表記を覚えるのは労力の無駄になります。始める前に実際的な注意を二つ。表は目で追うのではなく声に出して読むこと。そして、一つの表を一度に飲み込もうとしないこと。22章に、実際に続けられる進め方をまとめてあります。

10. 人と家族

日本語には家族をさす語が二組あります。身内の外の人に自分の家族を話すときの普通の語と、他人の家族をさすとき(および自分の身内に直接呼びかけるとき)の丁寧な語です。どちらも N5 に出ますし、この二組を取り違えることが家族語彙でいちばん多い誤りです。

漢字読み意味
わたし自分をさす語
ひと人間
おとこ男性
おんな女性
子供こども年少の人
友達ともだち親しくつきあう相手
先生せんせい教える人
学生がくせい学校で学ぶ人
会社員かいしゃいん会社に勤める人
医者いしゃ病気を診る人
家族かぞく同じ家の人たち
父 / お父さんちち / おとうさん自分の父 / 他人の父
母 / お母さんはは / おかあさん自分の母 / 他人の母
兄 / お兄さんあに / おにいさん自分の兄 / 他人の兄
姉 / お姉さんあね / おねえさん自分の姉 / 他人の姉
おとうと年下の男のきょうだい
いもうと年下の女のきょうだい
名前なまえ人や物の呼び名
外国人がいこくじん外国の人

11. 時刻・曜日・日付

N5 でもっとも点が密に置かれた領域です。時間の表現が聴解に絶えず出てくるからです — 約束、電車の時刻、営業時間。

漢字読み意味
いま現在
今日きょうこの日
明日あした次の日
昨日きのう前の日
毎日まいにち日ごと
毎朝まいあさ朝ごと
あさ日の出から午前中
ひる日中、正午ごろ
ばん夕方から夜
よる夜間
午前ごぜん正午より前
午後ごご正午より後
時間じかん時の長さ;〜時間
〜時〜じ時刻
〜分〜ふん / 〜ぷん
はん半、30分
今週こんしゅうこの週
来週らいしゅう次の週
今年ことしこの年
去年きょねん前の年
来年らいねん次の年

曜日は一つの型で作られます — 要素に 曜日(ようび)を足すだけ — なので、規則一つの値段で七語が手に入ります。月曜日(げつようび)、火曜日(かようび)、水曜日(すいようび)、木曜日(もくようび)、金曜日(きんようび)、土曜日(どようび)、日曜日(にちようび)。日付は事情が違います。1日から10日までは完全に不規則な和語の系列で — 一日(ついたち)、二日(ふつか)、三日(みっか)、四日(よっか)、五日(いつか)、六日(むいか)、七日(なのか)、八日(ようか)、九日(ここのか)、十日(とおか) — さらに 二十日(はつか)が20日でもう一度型を破ります。残りは普通の数に にち を付ければ済みます。この十五ほどの読みは丸ごと覚える値打ちがあります。必ず出るからです。

12. 場所と建物

漢字読み意味
いえ住まい
部屋へや
台所だいどころ調理をする所
お手洗いおてあらいトイレ
学校がっこう学ぶ所
大学だいがく高等教育の学校
会社かいしゃ勤め先
えき電車の乗り場
みせ品物を売る所
銀行ぎんこうお金を預ける所
病院びょういん診てもらう所
郵便局ゆうびんきょく郵便の窓口
図書館としょかん本を借りる所
喫茶店きっさてんコーヒーを飲む店
公園こうえん遊び、休む広場
みち通り
まち市街、地域
くに国家、故郷

漢字をいくつか知ると、この多くが透けて見える合成語だと分かります。病(やまい)+院(施設)で 病院、図書(書物)+館(建物)で 図書館 です。N5 で漢字を分解することは求められませんが、ここでその習慣をつけておくと N4 が劇的に安くつきます — 同じ部品が際限なく組み替わるからです。

13. 食べ物と飲み物

漢字読み意味
みずつめたい水(温かければ お湯)
お茶おちゃ茶の飲み物
牛乳ぎゅうにゅうミルク
お酒おさけアルコール飲料
ご飯ごはん炊いた米;食事
パン小麦の主食
にく食用の肉
さかな食材としての魚
野菜やさい食用の草木
果物くだもの木になる甘い実
たまご鶏卵など
しおしょっぱい調味料
砂糖さとう甘い調味料
朝ご飯あさごはん朝の食事
昼ご飯ひるごはん昼の食事
晩ご飯ばんごはん夜の食事
食べ物たべもの食べる物
飲み物のみもの飲む物

この表には生産的な型が二つ隠れています。三食の名は 朝 / 昼 / 晩 を ご飯 に付けただけなので、ご飯 を一つ覚えると四語が手に入ります。そして 食べ物 / 飲み物 は「動詞の語幹+物(もの)」という名詞の作り方を見せてくれます — 食べる の語幹に「物」で「食べる物」です。同じ組み立ては 買い物(かいもの)、読み物(よみもの)でも再び出てきます。

14. 身の回りの物

漢字読み意味
ほん書物
新聞しんぶん日々の記事を載せた紙
辞書じしょ語を調べる本
鉛筆えんぴつ木の筆記具
かみ書く、包むための紙
かばん荷物を入れる物
かさ雨をよける道具
時計とけい時刻を示す道具
電話でんわ通話の道具
くるま自動車
電車でんしゃ鉄道の車両
自転車じてんしゃペダルで走る乗り物
ふく衣類
くつはきもの
お金おかね貨幣
写真しゃしん撮った画像
つくえ書きもの用の台
いす腰かける家具
まど壁の開口部

15. よく使う動詞

動詞はここでは辞書形で挙げています。辞書やこのサイトが語を示す形だからです。試験は主に丁寧な ます形を使うので、その場で変換しようとせず、最初から二つの形をセットで覚えてください。

漢字読み意味
行くいく移動する
来るくるこちらへ近づく
帰るかえるもとの場所へもどる
食べるたべる食事をとる
飲むのむ飲料をとる
見るみる目で見る
聞くきく耳で聞く;たずねる
話すはなす言葉を口にする
言ういう述べる
読むよむ文字を読む
書くかく文字を書く
買うかう代金を払って得る
分かるわかる理解する
起きるおきる目を覚ます、起床する
寝るねる眠る、床につく
働くはたらく仕事をする
休むやすむ体を休める、欠席する
待つまつ来るのを待つ
会うあう顔を合わせる
入るはいる中へ移る
出るでる外へ移る
歩くあるく足で進む
作るつくるこしらえる
使うつかう用いる
する行う
ある存在する(物)
いる存在する(人、動物)

日本語で本当に不規則な動詞は二つだけで — する と 来る — 両方ともこの表にあります。来る のほうが厄介なのは語幹の母音が変わるからです。きます、こない、きて が、どれも同じ漢字 来 で書かれます。ほかの動詞はすべて二つの規則グループのどちらかに属し、見分けがつけば活用は機械的です。見分け方は動詞活用の基礎ガイドで扱っています。

16. よく使う形容詞

日本語の形容詞は、文の中でのふるまいが違う二つの部類に分かれます。ですから形容詞は必ず部類の印とセットで覚えてください。ここを間違えると、母語話者がすぐに気づく形で不自然な文になります。

い形容詞読み意味
大きいおおきいサイズが大きい
小さいちいさいサイズが小さい
新しいあたらしい新しい
古いふるい古びている(物について)
高いたかい高さがある;値段が高い
安いやすい値段が低い
長いながい長さがある
短いみじかい長さが少ない
多いおおい数量が多い
少ないすくない数量が少ない
暑いあつい気温が高い(天気)
寒いさむい気温が低い(天気)
面白いおもしろい興味を引く
楽しいたのしい心地よく愉快だ
難しいむずかしいやさしくない
忙しいいそがしいひまがない
おいしい味がよい
な形容詞読み意味
好きすき心が引かれる
嫌いきらい受けつけない
上手じょうず技能が高い
下手へた技能が低い
元気げんき健康で活発だ
静かしずか音が少ない
有名ゆうめい広く知られている
便利べんり使いやすい
きれい美しい;清潔だ

わなは二つ目の表にあります。好き、嫌い、きれい はどれも い の音で終わりますが、三つとも な形容詞です — 好き音楽、きれい部屋 と言い、×好い音楽 とは言いません。実際に役に立つ見分け方は「い で終わるか」ではなく「漢字の語幹に付いたかなの い で終わるか」ですが、この基準は扱いが面倒です。ですから確実なのは、語を最初に覚えるときに部類を書き添えておくことです。

17. 疑問詞と こそあど

読み意味
なに / なん物事をたずねる
だれ人をたずねる
どこ場所をたずねる
いつ時をたずねる
どうして / なぜ理由をたずねる
いくら値段をたずねる
いくつ数、年齢をたずねる
どう方法、様子をたずねる
どれいくつかのうちのどれか
どのどの〜(名詞の前)
どんなどのような
どちら二つのうちどちら;丁寧な「どこ」

指示語は二十個の別々の語としてではなく、表として覚える値打ちがあります。四つの語頭 — こ(話し手に近い)、そ(聞き手に近い)、あ(どちらからも遠い)、ど(疑問) — に五つの語尾が付いて作られるからです。

はたらきこ(話し手に近い)そ(聞き手に近い)あ(どちらからも遠い)ど(疑問)
単独で「物」をさすこれそれあれどれ
名詞の前に付くこのそのあのどの
場所をさすここそこあそこどこ
方向;丁寧な言い方こちらそちらあちらどちら
種類、性質こんなそんなあんなどんな

語のリストでは隠れてしまうことが、この表では二つはっきりします。第一に、これ と この は入れ替えられません。これ は単独で立ち(「これ」)、この は必ず名詞を伴います(この本)。学習者は ×これ本 と言いがちです。第二に、あ 系は英語の that over there のように部屋の向こうを指すだけの語ではありません。両者から離れていて、しかも記憶を共有している対象までを含みます。あの人 が「お互いに知っているあの人」を指せるのはそのためです。丁寧な こちら の行は「ここ」「この方向」を丁重に言う役目も兼ねます。店員が こちらへどうぞ と言うのはそれです。

18. 方向と位置

漢字読み意味
うえ上、上方
した下、下方
なか内側
そと外側
まえ正面;以前
後ろうしろ背面
みぎ右側
ひだり左側
となりすぐ横、となり合わせ
よこ側面
近くちかく近い所
あいだ二つのものの中ほど
そばすぐそば
ひがし東の方角
西にし西の方角
みなみ南の方角
きた北の方角

これらは前置詞ではなく名詞で、決まった型に収まります。机の上に本があります(つくえの うえに ほんが あります)— 「机の『上』という場所に、本が存在する」という組み立てです。この型 — X の 位置の語 に Y が あります — をつかめば、この一群が一度に使えるようになります。しかも N5 の聴解でもっとも確実に出る問題型でもあります。説明を聞いて合う絵を選ぶ、あの形式です。この型を支える二つの部品 の と に は助詞ガイドで扱います。

19. 数と助数詞

数そのものはやさしいものです。一(いち)、二(に)、三(さん)、四(よん / し)、五(ご)、六(ろく)、七(なな / しち)、八(はち)、九(きゅう / く)、十(じゅう)、そして百は 百(ひゃく)、千は 千(せん)、一万は 万(まん)です。日本語は大きな数を千ではなく万で区切るので、千単位で数える言語の話者はここでつまずきます — 50,000 は fifty thousand ではなく 五万(ごまん)です。

難しいのは助数詞のほうです。英語では three books と数をそのまま添えられますが、日本語では「本を三冊」のように、物の形や性質に応じた助数詞が要ります。助数詞を持たない言語の話者にとっては最初の壁です。さらに厄介なことに、数と助数詞が結びつくときに音が変わるものがあります。

助数詞数える対象注意する音の変化
〜つ一般的な物、1〜10ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ、ななつ、やっつ、ここのつ、とお
〜人(にん)一人 ひとり、二人 ふたり、三人からは規則的に さんにん
〜本(ほん)細長い物:ペン・びん・傘いっぽん、さんぼん、ろっぽん、はっぽん
〜枚(まい)平たい物:紙・切符・シャツ全体が規則的
〜冊(さつ)本や雑誌いっさつ、はっさつ
〜台(だい)機械や乗り物全体が規則的
〜匹(ひき)小さな動物いっぴき、さんびき、ろっぴき
〜個(こ)小さく丸い物、かたまりの物いっこ、ろっこ
〜歳(さい)年齢いっさい、はっさい、そして 二十歳 はたち
〜時 / 〜分時刻と分四時 よじ、七時 しちじ、九時 くじ; いっぷん、さんぷん、よんぷん、ろっぷん、じゅっぷん

音の変化を抽象的な規則として覚えようとしないでください。実際に使う範囲で、助数詞を決まり文句のまま覚えるほうが早いのです — 一人で、コーヒーを二つ、三時半 — そうすれば変化形は役に立つ表現に付いてきます。会話の途中で助数詞が出てこないときは、十までの具体的な物ならたいてい 〜つ で通りますし、母語話者にも問題なく伝わります。助数詞ガイドでは全体をもっと多くの例とともに扱っています。

20. 不規則な語、混同しやすい N5 の語

点を落とす原因になる項目だけを短くまとめました。どれも珍しい語ではありません。頻度が高いのに、一か所だけしわが寄っている語ばかりです。

学びながら、このリストの「自分版」を作ってください。上の項目は誰もが引っかかるわなですが、自分の誤りはどこか特定の場所に固まっているはずです。そして、自分がくり返し間違える十二項目のリストは、新しい語を百個増やすより復習の時間を使う値打ちがあります。復習画面は、まさにその山のために作られています。

21. 効率のよい覚え方

22. 学習の順序と進度の目安

順序は、よくある語彙のアドバイスが認めているよりずっと重要です。ある群は文を開き、ある群はただそこに置かれるだけだからです。次の並びは、文を開く群を先に置いています。

  1. 数・時間・曜日(11章)。初期の文はほとんどが「いつ」を必要としますし、この群は聴解にも即座に効きます。
  2. 疑問詞と こそあど の表(17章)。これさえあれば知らないことを何でも聞けるようになり、その瞬間からすべての会話が学習の時間になります。
  3. 人と場所(10章・12章)。作れるようになった型に流し込む名詞です。
  4. 動詞(15章)。辞書形と ます形の両方で覚えます。語彙がラベルではなく本当の文を生み出しはじめる地点です。
  5. 形容詞(16章)。カードごとに い か な かを書き添えます。
  6. 物・食べ物・位置の語(13章・14章・18章)。具体的でやさしいので、負荷の高い日の復習の埋め草に向いています。
  7. 助数詞は最後に(19章)。数える値打ちのある名詞がそろってからにします。

量について。N5 の語彙の要求量はおおむね700〜800語と言われ、このガイドの表はその中核をかなりの部分カバーしています。進度は意志だけでは決まりません。一日10語に復習を足して、だいたい十〜十二週間というところです — ただしこれは、かなをすでによどみなく読めることが前提で、そこが本当の前提条件です。一日20語にすれば暦のうえでは五〜六週間と半分になりますが、毎日の復習の待ち行列はおよそ倍になるので、一日15分ではなく30〜40分を出せる場合にだけ成り立ちます。漢字を読む言語の話者は漢字の列を速く通過しますが、読みの列は少しも速くなりません。そして本当に手間がかかるのは読みのほうです。

特定の回を目標にしているなら、逆算して計画してください。日本語能力試験(JLPT)は年に二回、7月と12月に実施され、海外の一部の会場は12月のみです。語彙は試験のおよそ八週間前に実質的に仕上げ、最後の二か月は文法・読解の速度・聴解に充てます。点数が実際に決まるのはそこだからです — 合格には総合得点と各科目の基準点の両方が要るので、語彙の高得点が聴解の不足を救ってはくれません。Mirai Voca のJLPT モジュールには五つの級を通じて2,904語が Day 単位のデッキに分かれて入っています。学習画面から回し、あいまいなものは復習デッキに残して回転させ、選りすぐりではなく全体が必要になったらN5 の語彙一覧を通しで進めてください。N5 が苦にならなくなったら、N4 語彙ガイドが自然な次の一歩です。

23. 次のステップ

このスターターの100語が自然に出てくるようになったら、上の参照表で残る124語を通し、それから N5 の文法演習へ進みます。Mirai Voca のJLPT モジュールは、まさにこうした少しずつの学習のために Day 単位で組まれています。

JLPT モジュールを開いて、今日から始めましょう。